2022年5月3日火曜日

ESP32 DHT20と組み合わせて低消費電流化

前回のESP32-Devkitでは電池駆動で9日間しか持ちませんでした。

なのでいくつか改良して再挑戦です。


改良点

そもそもDevkitを使うのをやめました。これによりUARTインターフェイスと電源LEDの電流がごっそり削減されます。

電池ボックスに搭載されている5Vレギュレータを取り払い、電池から直接レギュレータに接続しました

レギュレータをNJM2845DL1-33に変更しました。Devkitに搭載されているLD1117AC33の入出力電位差が1.2Vなのに対し、NJMのほうは0.18Vなので、電池を最後の最後までしゃぶりつくせます。また、消費電流も5mAから0.4mAに改善。

DHT11をDHT20に変更しました。静止時の電流がDHT11では100~150uAだったのに対し、DHT20では250nAになります。通信がOneWireの独自プロトコルだったものが、I2Cになり、データの取りこぼしが少なくなることを期待しています。


結果

まだ運用1日目なので、しばらく使ってみてから・・

5月4日に電池を新品に交換してもうすぐ3か月目ですが、まだまだ稼働中です。理想的には半年くらい持ってくれれば良いのですけど。

百均で買ってきた箱と、電気工事で余ったVE管を使ってそれっぽく工作してみた



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